Microsoft Baseline Security Analyzer（MBSA）の使い方

Microsoft Baseline Security Analyzer（MBSA）とは、マイクロソフトの提供している、フリーのセキュリティ検査ソフトです。

コンピュータを調査して、セキュリティ的に弱いところがあれば、対処方法などを報告してくれます。

「自分は、WindowsUpdate を定期的に行っているので安全だ」という人も、Office の Update などが抜けている場合もあります。

日々発見されるセキュリティホール、色々な脅威。
セキュリティに気をつかっていても、割と見落としはあるものです。

Microsoft Baseline Security Analyzer（MBSA）は、フリーで利用できるセキュリティ検査ソフトですので、一度試してみるのも良いでしょう。

ダウンロードは、Microsoft の Microsoft Baseline Security Analyzer（MBSA）の公式ページ（http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/cc184924.aspx）から行うことが出来ます。

この記事執筆時点での最新版は、2.1 です。
このバージョンの対応ＯＳは、以下のとおりです。

Windows 2000 Service Pack 4
Windows Server 2003
Windows Server 2008
Windows Vista
Windows XP

実際のダウンロードページはこちら（http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=f32921af-9dbe-4dce-889e-ecf997eb18e9）です。

英語版やフランス語版など、いくつかファイルが並んでいますので、その中から日本語版（MBSASetup-x86-JA.msi）を選んでダウンロードしましょう。

Microsoft Baseline Security Analyzer（MBSA）の、インストールは簡単です。
ダウンロードしたセットアップファイルを実行すれば、ウィザード形式で簡単に終了しますので、特に戸惑う事もないでしょう。

Microsoft Baseline Security Analyzer（MBSA）の使い方は簡単です。
インストールしたプログラムを起動すると、メニューが表示されます。



自分のコンピュータをスキャンしたい場合は、「単一のコンピュータをスキャンする」をクリックしましょう。
スキャンする単一のコンピュータの選択画面が表示されます。

最初から自分のコンピュータが選択されていますので、そのまま「スキャンの開始」をクリックしましょう。

これで、コンピュータのセキュリティホールを検査してくれます。



しばらく待つと、コンピュータのセキュリティ的に弱いところを一覧表示してくれます。

アカウントの状態、ファイヤーウォールの設定など、問題があればその修正方法が表示されます。

また、インストールされていない修正プログラムなどがあれば、ダウンロードリンクなども表示してくれますので、非常に便利です。