昔のホームページを見たいときには

インターネットは毎日更新されています。
どんどん新しいページが作成される代わりに、今まであったページが消えていく事も珍しくありません。

「あとで見ようと思っていたページが、いつの間にか消えてしまった！」
そんな時に便利なサイトが、Internet Archive や、ウェブ魚拓 といったアーカイブサイトです。
アーカイブサイトは、昔のホームページを保存しているので、あなたの見たい過去のホームページも見つかるかもしれません。

Internet Archive（http://www.archive.org/index.php）

インターネットアーカイブの使い方は簡単です。

ページを開いた中央にある検索ボックスに、あなたが過去のホームページをみたいサイトのアドレスを入力して、検索ボタン（Take Me Back）をクリックするだけです。

これだけで、そのホームページの過去のデータが保存されていれば、時系列順に表示させる事が出来ます。

ただし、全てのホームページのデータがあるわけではありませんし、そのサイトのオーナーが、過去のデータを表示させないようにしている場合もあります。

確実に残しておきたい場合には、WeBoX 等のWEB巡回・保存ソフトなどを利用して、自分のコンピュータの中に保存しておいた方が良いでしょう。

インターネットアーカイブでは、過去のホームページの内容を表示させる事が出来ます。

便利ですが、昔に自分が作ったホームページを表示させたくないような場合もあると思います。
（自分の黒歴史を抹消したい時など）

そんな場合には、robots.txt を設定すると、インターネットアーカイブの検索を拒否する事が出来ます。
以下の内容を記述した robots.txt を設置してみましょう。

※ただし、これはインターネットアーカイブで検索された時に表示させないようにするだけで、実際に消されている訳ではないようです。robots.txt を削除するとまた表示されるようになってしまいますので注意しましょう。

たまに文字化けをおこす場合があります。

そんな時には、ブラウザの表示エンコードを変更してみましょう。

インターネットエクスプローラを使用している場合は、メニューから「表示」「エンコード」から、表示エンコードが変更出来ます。
日本語（自動選択）、日本語（ＥＵＣ）、日本語（シフトＪＩＳ）、ＵＴＦ－８ など、文字化けをおこさないエンコードを探してみましょう。

ウェブ魚拓（http://megalodon.jp/）

ウェブ魚拓も、インターネットアーカイブと同じようなアーカイブサービスですが、インターネットアーカイブと違い、自分で魚拓をとる（保存する）というものです。
（インターネットアーカイブは、クローラと呼ばれるプログラムが自動でインターネット上のホームページを集めています）

ただ、他の人がとった魚拓を確認することも出来ますので、自分が保存していなかったとしても、見たいページが見つかるかもしれません。

使い方は簡単で「記録したいURLを入れてボタンを押してください。」の入力欄に、取得したいアドレスを入れ「取得する」をクリックすると、過去のホームページの履歴が「取得済みの魚拓」として表示されるので、選択するだけです。

勝手にあちこちのサイトのバックアップを残しておいてくれる、アーカイブサイトはとても便利です。

ですが、やはり自分の欲しいサイトが全て残っている訳ではありません。

ショートカットは残ってるけどリンク切れ、といった事の無いように、ずっと残しておきたいようなサイトは、ホームページを保存するソフトなどを利用し、自分のコンピュータにバックアップを取っておいた方が良いでしょう。

ホームページバックアップソフトはフリーのものもあれば、簡単にスクラップが作れる有料で高性能のものもあります。

本当に価値のある情報を残す為なら、ある程度費用をかけるのも良いかもしれませんね。
自分の用途にあったものを選択しましょう。