Intel Atom 小型ミニノートPC

Intel Atom は、Intel が 2008年3月に発表したモバイル向け超低消費電力の小型モバイル向けCPUです。

小型で消費電力が低く、価格も安い上に、性能もそこそこありますので、最近の低価格ミニノートに採用されています。

３Ｄゲームなどにはキツイ性能ですが、普通にネットを見たり、文書作成等の事務仕事をするには十分な性能をもっていますので、サブノート向けに良いかもしれません。

Intel Atom は、オンボードCPU、つまりマザーボードに直接接続されているので、基本的にCPUの交換は出来ません。
以下のマザーボードが、いずれも実売1万円程度（2008年9月時点）で発売されています。
Intel「D945GCLF」
MSI「Wind Board」
Gigabyte「GA-GC230D」

ですが、自作になれていない人は、マザーボードを購入するよりもベアボーンを購入したほうがお手軽かもしれません。

パーツにこだわりがないのでしたら、超低価格な完成品の Wind PC なども、オススメです。

Intel Atom を搭載した低価格小型ノートPCとして EeePC 901 が発売されています。実売５万円程度です。（2008年9月時点）

このノートで個人的に良いと思うのは、ハードディスクではなく、高速なSSDが搭載されているところです。
SSDとは、最近普及してきているフラッシュメモリを使ったドライブのことです。

SSDは、記憶媒体としてフラッシュメモリを使用する為、既存のハードディスクに比べ、高速で衝撃に強く、消費電力も少ない優れものです。
…ただし、ハードディスクに比べるとまだまだ高価です。

EeePC 901 では、4G + 8G で合計12GのSDDがのっています。

システム（Cドライブ）に4G、データ（Dドライブ）に8G という使い方になると思います。
容量的には少なく感じるかもしれませんが、サブノートとして利用するには十分ではないでしょうか？