フリーのベンチマークソフト CrystalMark とは


CrystalMark は、フリーの定番ベンチマークソフトです。

CPU の演算性能や、メモリや HDD のアクセス速度、ビデオカードのグラフィック性能など、一通りのベンチマークを取る事が出来ます。
また、CPUの種類や動作クロック、メモリ容量、Windows のバージョン情報など、システム情報も確認する事が出来ます。

新しいコンピュータを購入したときや、新しいパーツを購入したときなどに、ベンチマークを試してみるのも良いでしょう。
どのぐらい性能アップしたかが、ベンチマーク結果の数値で確認出来ます。

また、作者のホームページには、ベンチマーク結果のランキングがあります。
自分の欲しいパーツの性能をランキングのスコアから確認し、パーツ選びの参考にしてみるのも良いでしょう。

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CrystalMark のダウンロード、インストール


CrystalMark の公式サイト(http://crystalmark.info/)より、プログラムをダウンロードします。

なお、OS により ダウンロードするファイルが異なります。

Windows XP/2000/2003/Vista といった、比較的新しい OS の場合は、CrystalMark 2004R3 を、Windows 95/98/Me/NT4 といった、比較的古い OS の場合は、CrystalMark 2004 をダウンロードしてください。

ダウンロード後は、圧縮ファイルを解凍するだけで、使用できるようです。
特にインストール作業は無いようです。

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CrystalMark の使い方 CPU HDD メモリ GPU のベンチマーク


CrystalMark の使い方は簡単です。
CrystalMark09 という実行ファイルをダブルクリックし、プログラムを起動しましょう。


左上の 「Mark」というボタンをクリックすると、ベンチマークが開始されます。

上から順に「ALU」「FPU」「MEM」「HDD」「GDI」「D2D」「OGL」と、計測されてゆき、全てのベンチマークが終了すると、「Mark」の隣に、全体のスコアが表示されます。
数字が大きいほど、高性能です。

一部の機能の測定を行いたい場合は、その機能のボタンを押してみましょう。
例えば、「MEM」のボタンをクリックすると、メモリのベンチマークのみ実行されます。

それぞれの項目の意味は以下の通りです。

「Mark」…ベンチマークの合計です。
「ALU」…CPU性能に関するベンチマークです。整数演算速度。
「FPU」…CPU性能に関するベンチマークです。浮動小数点演算速度。
「MEM」…メモリ性能に関するベンチマークです。
「HDD」…ハードディスク性能に関するベンチマークです。
「GDI」…2Dグラフィックス性能に関するベンチマークです。
「D2D」…2Dグラフィックス性能に関するベンチマークです。DirectDraw。
「OGL」…3Dグラフィックス性能に関するベンチマークです。OpenGL。

ベンチマークのやり過ぎには注意しましょう。
コンピュータに害がある訳ではありませんが、意味も無く数値を追い求めるようにはまってしまう場合があります。

…僕もはまった覚えがあります。
数値を追い求め、無駄なパーツをどんどん買い漁るようになります…
ベンチマークはほどほどに。

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