パーソナルファイヤーウォールは必要？

パーソナルファイヤーウォールとは、自分のコンピュータの中の通信を監視して、おかしな通信をしそうになったら止めてくれるソフトウェアです。
また、同時に外部からのおかしな通信も止めてくれます。つまり、自分のコンピュータの通信を監視していて、外からの攻撃を防ぎ、また自分が意図せずに攻撃しそうになったり、情報を流出させそうになったら止めてくれるソフトウェアです。
もちろん、絶対に止めてくれるという保障はありませんが、まぁ、無いよりは安全なはずです。
ただ、色々な通信を止めますので、ファイヤーウォールの設定がきちんとされていないと、ネットワークプリンタや、ネットワーク共有しているファイルにアクセスが出来なくなったりする、というトラブルを発生させたりします。

パーソナルファイヤーウォールは、ウイルス対策ソフトと違い、インストールしていない人も結構いるかもしれません。

ただ、最近のウイルス対策ソフトは、パーソナルファイヤーウォールもセットになっている事が多いです。（ウイルスバスターやNortonInternetSecurityなど）個人的には、パーソナルファイヤーウォールも、全てのコンピュータにインストールする事をオススメしますが、上記のように、通信できないというトラブルを呼ぶこともありますので、絶対にオススメ、というわけではありません。

ただ、ブロードバンドルータを導入せずに、端末型接続で直接インターネットに繋がっている場合には、パーソナルファイヤーウォールは導入しておいた方が無難です。
ＡＤＳＬやＢフレッツなどの光回線を使用していて、ブロードバンドルータを導入している場合は、ブロードバンドルータが外部からの攻撃をある程度防いでくれますので、直接インターネットに繋がっているよりは安全です。
ブロードバンドルータは、１つの回線で複数台のコンピュータをインターネットに繋げてくれる便利な機械ですが、その他にも、セキュリティの観点からも導入することをオススメいたします。

基本的にインターネットに繋がっているコンピュータには、ウイルス対策ソフトをインストールしておいた方が良いでしょう。

「自分のコンピュータには大切なデータが入っていないから、ウイルスに感染しても平気！」という感じで、ウイルス対策ソフトをインストールしていない人をたまに見かけますが、自分が平気でも他の人に迷惑をかける事があります。

「あなたのコンピュータからウイルスが送られてきました」などと、他の人から言われないよう、ウイルス対策ソフトは必ずインストールしておく事を、強くおすすめします。

まずは落ち着いて深呼吸でもしましょう。
うん、まぁ、意味はないです。

とりあえず、個人情報流出を避ける為にも、ＬＡＮケーブルを抜いて、ネットから切り離しましょう。
そして、本当にウイルスに感染しているのかどうか確認しましょう。
ウイルスじゃなくて、スパイウェアのトラッキングクッキー等の、あまり危険性のないものだったりしませんか？

確実にウイルスなら駆除を行うわけですが、駆除に成功してもウイルスが既にシステムを壊していて、一度電源を落とすと、コンピュータが起動しなくなる可能性もあります。消えたら困るデータのバックアップを行った方が良いかもしれません。
バックアップは、ウイルスの感染にかかわり無く、常日頃から行っていれば、こういう時にあわてなくても良くなりますね。
ウイルスに感染すると、コンピュータがどんな行動をするか分かりません。