ホームページが勝手に変わってしまうときには

ブラウザを起動した時に最初に表示されるホームページ。

それが、いつの間にか海外の検索サイトやアダルトサイトに変わってしまう、という事は良くある事です。

そういう時は、大抵、ホームページの設定を元に戻しても、再起動をしたりしているうちに勝手にまた変更されてしまいます。

そのような事のおきる原因ですが、大抵は悪意のあるサイトに設定を変更されていたり、ウイルスやスパイウェア、アドウェアといった悪意のあるソフトウェアをインストールされていたりする事が多いようです。

勝手に変な広告が表示されるようになってしまった。その広告の内容はとても魅力のあるものだった！
そんな時にも、そのサイトから何かを購入したり、クレジットカード情報などの個人情報を入力したりはしないように注意しましょう。

悪意あるサイトに攻撃を受けると、以下のような影響が出る可能性があります。

・最初に表示されるホームページが、海外の検索サイトやアダルトサイト、カジノなどのページに勝手に変更されてしまう。
・コンピュータの起動時や、使っていてしばらくすると、広告が勝手に表示されてしまう。
・ブラウザを起動するたびに、広告も一緒に勝手に表示されてしまう。
・覚えのないサイトが、勝手にお気に入りに登録されてしまう。
・ウイルスバスター や Norton Internet Security などのウイルス対策ソフトが起動しなくなってしまう。
・ブラウザが起動しなくなってしまう。
・リンクをクリックしても、リンク先に飛ばなくなってしまう。
・ブラウザが勝手に終了してしまう。
・ブラウザが止まってしまう。
・再起動や終了など、コンピュータの動作が全体的に遅くなってしまう。
・変なツールバーが勝手にブラウザに登録されてしまう。

このような時の対処法を順番に追っていってみましょう。

ブラウザを起動した時に最初に表示されるホームページを変更する方法は、以下の通りです。

■Internet Explorer 7 の場合
１）「ツール」「インターネットオプション」を選択します。
　「インターネットオプション」のウインドウが開きます。

２）ホームページの入力欄がありますので、最初に表示させたいホームページのアドレス（例えば、Yahoo! JAPAN なら、http://www.yahoo.co.jp/ 等）を入力して下さい。

３）「適用」「OK」でウインドウを閉じて下さい。

ブラウザの設定を元に戻してみましょう。

■Internet Explorer 7 の場合
１）「ツール」「インターネットオプション」を選択します。
　「インターネットオプション」のウインドウが開きます。

２）「詳細設定」タブをクリックします。
　「リセット」をクリックして、設定のリセットを実行します。

３）「OK」でウインドウを閉じます。

コンピュータにウイルス対策ソフトがインストールされていれば、ウイルス定義ファイルを最新の状態にして、コンピュータ全体をウイルスチェックしましょう。

もし、ウイルス対策ソフトがインストールされていなければ、インターネット上で無料で提供されているオンラインスキャンなどを利用しましょう。

・シマンテックセキュリティチェック（www.symantec.com/region/jp/securitycheck/）